集積所の回収業者

不用品を回収する業者の中では、ゴミを捨てるための集積場を回っているというところもあります。捨てられているごみの中には、資源ごみと呼ばれる、資源になるものも含まれています。例えば自転車や電化製品も、それだけでは使えないですが分解することによって資源を取り出すことが出来るのです。ひとつひとつは小さな額ですが、業者の単位で様々な場所を回っていると結構な額になるようです。

結論から言うと、これらの行為は一般的には自治体で禁止されています。区の条例によっては、罰金が科されるというところもあります。そうでなくても、例えばごみを回収するためにマンションに無関係な立ち入りがあった場合は(関係者以外立ち入り禁止になっている場合)、軽犯罪法違反になります。自治体が住民の出したごみを回収する時に、業者が勝手に持ち出してしまうと、自治体が行う業務の邪魔をしたということで威力業務妨害罪になります。また、持ち去り禁止などと書かれた物を持って行けば窃盗罪にあたる可能性もあるのです。もしも勝手に持ち去った物の中に個人的な情報が書かれていた場合、扱いによっては名誉棄損やプライバシーの侵害にあたる可能性も出てきてしまうそうです。

今後、法律や条例などで、更に厳しい罰則を設ける方向で考えられていると言われています。捨てた物をどうするかは自由だと考える人もいるかもしれませんが、場所によってはこの資源からの収益がそのまま町内会の費用として使われているということもあります。地区によっては年間で1億円以上になる場合もあるそうです。自分に関係ないなどと思わず、これらの行為を見掛けたら、すぐに警察などに連絡をした方が良いでしょう。